“政治不信の源泉” 『血の政治 青嵐会という物語』 河内孝 著(2009年発行)より

“政治不信の源泉” 自民党の歴代政権が「占領下の当面の政策」を墨守した結果、何が起きたのだろう。日本は今、二つの自縄自縛状態に陥ってはいないだろうか。 一つは三島(由紀夫)の言うように、「一方で自主独立の国民でありたいという気持ちと、楽をするために安保条約もしょうがないじゃないか」という矛盾をあまりにも…