美しく 樹つる 石が根

こんにちは、“かけだしロビイスト”のチャンです。自民党の政経塾を修了していますが自民党員ではありません。普段は“会社員”、あるときは 気まぐれ移動式食堂の“雑用係”。そしてまたあるときは“かけだしロビイスト”として、拙Blog“美しく 樹つる 石が根 ”を綴っております。

自衛隊は拉致被害者を救出できるか  『祖国と青年 7月号』より

 

田母神さんが「日本の総理が決心しさえすれば、自衛隊拉致被害者を救出する態勢は三~五年で整えられる」と述べた

 

 

 

法律の根拠と予算さえつけば、救出のやり方はいくらでもあります。「やれ」という指示と必要な予算、それから関係省庁の協力体制があれば、間違いなくできます。法律に基づいて国として「やる」という意志が固まれば、できるということなのです。 
私も自衛隊にいて、「特殊作戦群」という部隊を立ち上げた経験がありますが、まともな自衛官であれば、国が「やる」と決心さえすれば犠牲を払ってでも奪還してきますよ。でも、政府からはそういうことを検討している気配すら感じない。そこが一番の問題です。

 




北朝鮮工作員がどのようにして日本人を拉致したのか――車へ対象者を引きずり込む、袋をかぶせて対象者の抵抗力を失わせる、ゴムボートに拉致被害者を載せて沖で待機する工作母船に向かう、といった手口を実際に行ってみました。 
日本人が拉致されたという事実が確認されたのですから、ではどうやって拉致されたのかということを普通は調査するでしょう。しかし、それを警察もどこもやらない。だから、予備役ブルーリボンの会としては、まずそこからやりましょうと。 

 

 

工作員安明進は、「学生の実習で日本人を拉致しにいく」と言っていました。つまり、一人前の工作員になる前の練習だというのです。日本に潜入して捕まったって、どうせ不法入国で帰してくれるのだから、リスクが少ない。失敗して教官に怒られる方が怖いぐらいのものでしょう。 
では、見習い学生ではない本物のプロの工作員だったらどうするか。見習いでもできる拉致などはせずに、政治や経済、治安、情報、インフラ等を対象として、自分たちの手足となるような人物をつくるような中核的工作活動をするでしょう。しかも、拉致した実行犯も協力者も今まで一人も捕まっていない。ということは、今でもそのまま日本にいるわけです。そのことも誰も考えていない。 

 




「家族会」事務局長の増元さんは、「拉致被害者が救出されたとして、何十年という人生を無駄にした姉に対して、自分は何と声をかけるだろうか。姉のその三十年は決して無駄ではなかった、姉が拉致されたことで戦後の日本が再生するきっかけになったんだと答えてあげたい」と言われていました。 
拉致問題の意味というのは、単純に拉致された人を救出するということにとどまるものではありません。もちろん、それ自体非常に大事なことなのですが、拉致被害者を救出するという動きが国民レベルに広がり、それを受けて国が動く、そのときに初めて日本は主権国家として自立した意志を持ったといえるのではないかと思います。

 

 

拉致問題を通じて、「人に頼まない」「自分たちでやる」という運動を展開して、自分が正しいと思うことを自分でやっていくのだという意識が国民レベルにも浸透していき、その結果として、政府が「分かった。国でやるから」と言ってもらうのが一番いいと思います。国民がそこまでやる気になったら、国としてやらざるを得ないと。そうなって初めて、日本は自立した国家として再生できる気がします。

 

 

荒谷 卓-自衛隊は拉致被害者を救出できるかより引用


動かぬなら 動かせてみせよう 拉致問題

“かけだしロビイスト
“全日本 青空高く日の丸掲げ!推進委員会委員長”

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