北朝鮮人権週間が 単なる「週間」で終わらないようにせねば。
北朝鮮人権週間 【調査会NEWS2063】(27.12.14)
12月10日から16日は北朝鮮人権法に定められた北朝鮮人権侵害問題啓発週間です。この時期を前後して政府・自治体・民間の様々な行事が行われます。まだ今日を入れて3日間残っており、都庁でのパネル展示などは行われていますが集会などは大体この週末で終わりました。全国で準備から運営等にかかわられた皆様、本当にご苦労さまでした。
私自身ソウルでの国際会議も含め結構あちこち動き回ったのですが、自戒の念を込めて言えば、イベントはあくまでイベントで、目的は拉致被害者の救出であるということです。何度か「ご苦労様です」と声をかけられました。それはもちろん嬉しかったのですが、気をつけないとそれで何かをした気になって、本来の目的を忘れそうになります。
一つの集会、一回の街頭活動は小規模であっても人を集め準備をして、その苦労は大変なことです。そのために終われば達成感があり、達成感にひたりすぎると単なるイベントで終わってしまいかねません。問題はその成果を次にどうつなげていって、最終的な結果に持って行けるかだと思います。
もういちど、自戒の念を込め、この成果をもとに「それではどうするか」を考えて実行に移していきたいと思います。北朝鮮人権週間が単なる「週間」で終わらないように。
全国各地で 単発でまだらに開催されている街宣や集会を 連動した 一つのうねりにするには どうすればよいのだろう。
点と点が繋がり線になり、線が重なり面を作り、面の交錯が奥行きを産み出したときに 大きな力になるのだと思います。
どうすれば よいのだろう?
考えるのを止めてはならない。