美しく 樹つる 石が根

こんにちは、“かけだしロビイスト”のチャンです。自民党の政経塾を修了していますが自民党員ではありません。普段は“会社員”、あるときは 気まぐれ移動式食堂の“雑用係”。そしてまたあるときは“かけだしロビイスト”として、拙Blog“美しく 樹つる 石が根 ”を綴っております。

なぜ日本は拉致をされ続けたのか 【調査会NEWS2081】(28.1.3)より

昨日のニュースの続きです。

 

chan75.hatenablog.com

 

 

 北朝鮮にとって、要は拉致することが「普通」であったという、極めて単純な答えに至り着いたのはしばらく前のことでした。

 そのときそのときで色々な理屈はつけていますが、北朝鮮は理屈がなくても拉致をしてきました。別に高尚な(?)戦略で拉致したわけではなく、拉致してくれば点数が上がるという程度のことだったのではないかと思います。だから世界中で拉致をしたり、映画の質が低いといって映画監督を拉致してきたりするのでしょう。

 費用対効果は極めて悪く、その点は1968(昭和43)年の韓国大統領官邸を狙ったゲリラから1987(昭和62)年の大韓航空機爆破事件、さらに2010(平成22)年の天安撃沈や延坪島砲撃なども同様です。北朝鮮がやってきた挑発や工作活動は本当のところ、どのような実質的効果を期待したのかよく分かりません。結局は前にも書いたようにヤクザの出入り程度のことだったのではないでしょうか。とすれば問題はやった方以上にそれを防げず、5人以外には取り返すこともできていない私たち自身にあるように思います。

 書店に並んでいる安全保障関係の本を見れば分かりますが、北朝鮮がらみの安全保障は核やミサイルについて書いたものはあっても拉致についてはほとんど言及されていません。日本の安全保障から拉致問題はすっぽりと抜けてしまっています。政府が昭和63年(1988)3月の国会答弁で拉致が主権侵害であると述べたときから実に30年近く「主権侵害」と認めながらも安全保障問題から除外され、自衛隊がほとんど関与しないという異常な状態が続いています。それは政府だけでなくマスコミや、私たち自身も同様です。

 それ以前も含めて何十年もこの状態が続き、そして何も変わらないというのは北朝鮮からカネをもらったり利益供与された一部の政治家や政党の動きだけでは説明ができません。そうであればその政治家が失脚や引退したり、政党が衰退すれば事態が変わるでしょう。実際には拉致問題を自分の代で解決すると何度も語り、実際拉致問題に関わったことが総理になったかなり大きな要因である安倍政権でも事実上何も変わっていないのです。

 もっと根深いところ、気付かないほど根深いところに病根があるのだと思います。これこそが日本が拉致をされ続けた根本的な理由であるはずです。その病根を、他人任せではなく、自力で一刻も早く見つけて退治しなければまた病気は再発します。今年はできるだけ早いうちにこれを実現しなければと思っている次第です。

 荒木和博氏のFacebookより

 

 
やはり 拉致は被害者やご家族だけの問題ではありません。
拉致をされ続けた理由を考えるとき、必然と我が国の安全保障問題に行き着き
つまりそれは 日本人全体の問題であると言うことです。

全ての拉致被害者奪還が急務ですし このような主権侵害に日本人は怒るべきですが、
その一方で 同じようなことが起こらないように 我々日本が抱える問題について冷静に考える必要があると思います。


明後日は県民大集会です。
しっかり勉強してきます。

 

chan75.hatenablog.com

 

“かけだしロビイスト

“全日本 青空高く日の丸掲げ!推進委員会委員長”

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