美しく 樹つる 石が根

こんにちは、“かけだしロビイスト”のチャンです。自民党の政経塾を修了していますが自民党員ではありません。普段は“会社員”、あるときは 気まぐれ移動式食堂の“雑用係”。そしてまたあるときは“かけだしロビイスト”として、拙Blog“美しく 樹つる 石が根 ”を綴っております。

「人は自然に大人になるのではありません」


うちの子 もうすぐ2歳です。
僕は この秋で41歳です。

f:id:chan75:20160407103814j:plain

うちの両親は、
2歳の僕を どんな眼差しでみてたんだろう?
 
 


うちの子も あと39年すれば、41歳です。
 
うちの子は、
どんな大人になるんだろう?
 
   
   
人は自然に大人になるわけではありません。
時間さえあれば、体は成熟し そして老いてゆきます。
 


でも心は違います。
 



不惑の四十といいますが、
僕なんて ようやく志を立てたところ。
幼いし、自分のことばかり考えてる。
 
だからかな、この文章がとても胸を打つ。
そして背筋が伸びる。
 
 
命あるものすべてが大きく躍動する春爛漫の季節を迎えました。
そんな中で、本日、入学式を挙行できることを大変うれしく思います。
一八二名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。
皆さんは、今日から晴れて、この伝統ある奥中学校の一員となり、義務教育の仕上げをする、中学校生活の第一歩を踏み出しました。このスタートにあたり、私から皆さんに二つのことをお願いします。


まず一つ目は、「幼い心を捨てること」です。
明治維新を成し遂げた最大の功労者、西郷隆盛が死ぬときまで肌身離さず持っていたのは、一通の手紙でした。それは、西郷より七歳年下の、しかし西郷が最も尊敬する人物、橋本左内からもらった手紙でした。橋本左内は、当時、諸外国から侵略される危機にあった日本に対して、開国をして強国と同盟を結ぶことを提案したり、世界に国際連盟ができることを五〇年も前に予見し、後に、日本を救うことになる幕末でもっとも優れた志士でした。
その橋本左内が、たった十五歳のときに、自身の決意を『啓発録』という手記にまとめました。そして、これこそが彼を「福井の一少年」から「日本の橋本左内」へと大変身させるきっかけとなったのです。
その手記の中で佐内は、一番初めに「幼い心を捨てよ」と述べています。幼い心とは、怠ける気持ちや、甘える気持ち、また、失敗の原因を人のせいにしたり、人の悪口をいうことにより自分の行為を正当化しようとする幼い心をいいます。

新一年生のみなさん、みなさんが十五歳で卒業するまでの三年間で、「幼い心」を脱ぎ捨て、自分で考え、自分で決め、自分で責任を持って行動できる、自立した若者を目指してほしいと思います。人は自然に大人になるのではありません。自分からなろうと覚悟を決めなければ立派な大人にはなれないのです。

二つ目のお願いは、「貢献する喜びを知ること」です。
貢献とは、簡単に言えば人の役に立つことです。自分の利益ばかりを考えたり、他人のことを考えないで、自分の欲望を満たそうとしている人の生き方は、実は苦しく、幸せは感じられないものです。
一方、家族のため、友人のため、より多くの人々に喜んでもらうために、自分を役立て、貢献できる人は、自分のことだけを考えている人より、深い喜びを感じ、幸せに生きることができると思うのです。
中学校には、皆さんが自分を役立て、貢献できる機会や場がたくさんあります。部活動や生徒会活動、各種の行事など、自分たちの手で作り上げていく活動が数多くあります。こうした機会や場をとらえ、学びあい、認め合い、輝きあいながら、積極的に貢献するよろこびを一つでもたくさん味わってほしいと思います。

「幼い心を捨てて自立すること」、そして「貢献するよろこびを知ること」、この二つの目標を忘れずに生活していけば、皆さんの中学校生活は、きっと充実したものになるはずです。
今日の新鮮な気持ちを忘れずに、努力を積み重ねてください。

二年生・三年生の皆さん、後輩が希望に燃え、大きな期待感を持って入学してきました。新入生は、今、喜びと同時に不安で胸がいっぱいだと思います。どうか、新入生のよき相談相手として、やさしく指導し、先輩としてのよき手本を示してください。共に、楽しい学校生活が送れるようにがんばってください。

最後になりましたが、保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。新しい制服に身を包んだお子様の凛々しい姿に、感慨もひとしおのことと拝察いたします。今後三年間、皆様とともに、お子様の健やかな成長を願って、教職員一同、力を合わせて、全力を尽くしてまいります。皆様の本校の教育活動へのご理解とご協力を心からお願い申し上げ、式辞といたします。

平成二十六年四月四日
一宮市立奥中学校長 岩原 豊起
【校長室から】 2014-04-04 14:44 up!

 

一宮市立奥中学校

 



「幼い心を捨てて自立すること」
「貢献するよろこびを知ること」

まずは 大人から この二つを心がけて、暮らしてゆきましょうよ(^_^)

 
 
 
 

 

 以下は、同じ校長先生のお言葉を御紹介した拙ブログです。

chan75.hatenablog.com

 

 

chan75.hatenablog.com

 

 

chan75.hatenablog.com

 

 

chan75.hatenablog.com

 

 

“かけだしロビイスト

“全日本 青空高く日の丸掲げ!推進委員会委員長”


   チャン(林貴史)のFacebookページはこちらです。