「拉致」と「震災」に共通する３つのこと。
昭和節(昭和の日)の昨日 ４月２９日、
「拉致問題を考える講演会」に参加してきました。
拉致被害者ご家族のビデオメッセージを観て、
政府拉致問題対策本部 内閣審議官 岡本さんによる講演。
政府の取り組みと国際社会の連携についての事実関係をお話し頂きました。
拉致被害者ご家族のビデオメッセージは
何度観ても 胸が苦しくなります。
その後、山口采希さんによるライブ。
会場の雰囲気がガラリと変わりました。
残念ながら会場に 国旗が掲揚されていなかったのですが、
日の丸のあるべき場所に一礼して ステージへ上がる彼女。
音楽ってすごいね！
ここから 僕の文体もガラリと変わります。
曽我ひとみさんが、
拉致され 北朝鮮で暮らしているころ、
ドライヤーの音に紛れて こっそり歌ったという
「瀬戸の花嫁」
他にも 拉致被害者が好きだったという
「秋桜」や「翼をください」で、
だんだん参加者の心を掴んでゆくん。
拉致問題早期解決を願って 彼女が作った
「空と海のむこう」
彼女、泣きながら歌ってた。
いや、泣いてなかったかもしれない。
でも 僕にはそう見えた。
参加者も こらえられへんくなるよね。
最後は 唱歌「ふるさと」を全員で合唱したん。
すすり泣く人もおって、
音楽ってすごいなぁと心の底から思った。
あんなに 胸を打つ伝え方、
あんなに その場の空気を変える伝え方、
僕には とうていできない。
で、彼女はこう言うたん
「私はただの役割です。私を “想いを伝えるためのツール”として使ってください」
そしてまた
あるべきはずの“日の丸”に一礼して、
彼女はステージを降りました。
拉致被害者 増元るみ子さんのお父様（故人）は、
会えない娘にむかって、
「るみ子！日本を信じろ！
わしも日本を信じるから るみ子も日本を信じろ！
必ず助け出してやるから！」
と 仰ってたそう。
だから 国旗が掲げられていなかったことは ちょっぴり残念です。
ということで、代わりに このブログにて 僕の息子が掲げます！( ´ ▽ ` )ﾉ
とても素晴しい会でした。
そこに集った多くの方々の心の中に、
日の丸は 掲げられていたのだと思います。
僕は、山口采希さんの歌で
ちょっぴり泣きました。
で、力をもらいました。
最後に登壇された、
特定失踪者 大政由美さんのお母様のお言葉も印象的でした。
お母様は 九州での震災にとても胸を痛められていたご様子。
拉致と震災は似ている。
ある日突然 当たり前の日常を奪われる。
そして、先が見えない。
そのように仰っていました。
確かに似ています。
そして もう一つ似ていることがあります。
それは、
僕らが忘れてはならない ということです。
“全日本 青空高く日の丸掲げ！推進委員会委員長”
