デモの欠点は世論を不快にさせること。３５万人集める力があれば 国政選挙に候補を擁立してみては？
こんばんは かけだしロビイストのチャンです。
私は安保法制に賛成の立場ですが、
我が国には思想信条の自由があり、政治的なデモを行う権利もありますので、
本当に３５万人集まったのであれば凄いことだと思います。
もし、警察発表の通り 集まったのが３万人だったとしても凄い事だと思います。
それにしても、どうして警察とSEALDsの数字に ここまでの開きがあるのでしょうね。
そもそも、デモとは何でしょうか？
参加者の考える正義を広く示し 世論や政治に訴えるための“手段”ですよね。
では、デモ参加者の“目的”は何でしょうか？
デモや自らの行動によって ご自身の考える正義を実現することですよね。
より多くの参加者を集め シュプレヒコールをあげることは 世間に対するインパクトも大きく、
政治への圧力に成り得るかもしれません。
その一方で、デモの欠点は、
主張だけではなく デモの性質(例えば 言葉遣いであったり、音量、またゴミの始末に公共交通機関や交通への影響など)で、デモにたまたま遭遇した人や周辺住民、報道やネットを介して 世間に不快感を与えてしまうことです。
下記リンク動画の、最初の３０秒を御覧いただいたら デモの欠点についてご理解いただけると思います。
不快感と言いますか 少しひきます。
今回の国会前の安保法制反対デモは、
人を集めること、人がたくさん集まったと伝えることに重点をおいて
デモの欠点にまで考えが及んでいない方がいるのではないでしょうか。
安保法制反対デモということは政権批判ですよね。
シールズの活動が注目され始めて以降、デモの回数を重ねるごとに 安倍政権の支持率が上昇しているとの指摘もあります。
“手段”であるはずのデモが、“目的”となり、
大規模なデモを開催するという“目先の目的”は達成したのでしょう。
ですが、本来の目的である 安保法制を阻止するという“目的”を達成するどころか、
むしろ SEALDsは安倍政権の支持率上昇に寄与している可能性すらある。
この事態は 私の立場からすれば、痛快ですが、
結果的に安倍総理を援護射撃しているかもしれない デモ参加者達はどのように思っているのでしょうかね。
話は戻りますが、デモ参加者の“目的”はなんでしたっけ？
そうです、
“自らの行動によって ご自身の考える正義を実現すること”です。
ご自身の正義を実現する為に 国民に与えられた最も強い権利は、デモではなく、ご存知の通り投票です。
選挙結果が民意であって、デモは あくまで示威行為です。
もし本当に、SEALDsが３５万人もの人を集める力を持つのであれば、
例えば参議院議員全国比例区に共産党公認として立候補すれば上位当選します。
(警察発表の通り３万人程度ですと落選となります。２０１３年参議院銀選挙結果より)
SEALDsは公式に共産党の下部組織として活動し、来年の参議院議員選挙に候補者を擁立してはいかがでしょう。
その頃には 安保法制は成立しているでしょうが。
2014年暮れの解散総選挙の結果が出た時点で 安保法制が通るであろうことはわかっていたはずなんです。
つまり、反対運動としてはタイミングが遅すぎますね。
その事を知りつつ 大規模な反対デモを開催し、参加者数を盛ることに どのような意図があるのでしょう。
私はデモに参加したことがありませんが、
今回のように 安保法制成立が既定路線で、
そのことに賛成のデモに参加するのであれば、
日の丸を掲げて さわやかに街宣か行進するのが望ましいと思います(*^_^*)
デモの欠点は、世論に不快感を与えることですから。
“かけだしロビイスト”
“全日本 青空高く日の丸掲げ！推進委員会委員長”
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