連れ去られた少女、あれから38年。 僕らにできる たった1つのこと。
部活終わりの帰り道、13歳の少女は
突如現れた男に 下腹部を殴られ、
あまりの痛みにうずくまった。
次の刹那 、首筋に激痛が走った。
背中を丸め うずくまったところに、 今度は後頭部を殴られたのだ。
少女は そのまま袋詰めにされ 小舟に積み込まれた。
あの角を曲がればもう 両親と弟達が待つ 我が家だったのに。
沖合いで待つ母船の船倉に閉じ込められ、
約40時間、船の中で彼女は 「お母さんっ!お母さんっ!」と叫び続けた。
船倉の扉や天井を 引っ掻きながら泣き叫んだ彼女の爪は血にまみれ、 とうとう剥がれてしまっていた。
1977年 11月15日、 当時13歳の横田めぐみちゃんが北朝鮮に拉致された日。あの日から 今日で38年。
拉致事件に対する日本人の関心は徐々に薄れています。
小泉政権下で5人の被害者が日本に戻ってこられたニュースに触れ、
喜びに震え 涙を流した方も、今は 「興味が無くなった」と言い放つ。
だけと、考えてみてください。
家族が誘拐されて、 時間が経ったからといって 残されたご家族は “興味”が無くなったり、“関心”が薄れたりするでしょうか?
拉致事件に対して、“興味”や“関心”という意識は、他人事の範疇を出ません。
なぜなら 拉致事件は 仲間を奪われた日本人全体の問題であり、
私を含む全ての日本人が被害者だからです。
他人事ではいられない。だって 我々は当事者なのだから。
拉致の可能性を排除できない特定失踪者は860名以上。
これだけ多くの仲間、日本人が拉致されていて、
「戦後の日本が平和だった」と仰る方は、拉致被害者は日本人ではないと思っているの?
拉致被害者や そのご家族は、仲間である日本人にまで見捨てられ、 二重の被害にあわれていると言えます。
拉致事件は、重大な人権侵害であり、我が国に対する主権侵害です。
安倍政権を支持する人も 支持しない人も、
平和安全法制に賛成した人も 反対した人も、
TPPに反対の人も 賛成の人も、
消費税増税に反対の人も 賛成の人も。
原発推進派も反対派も、
保守もリベラルも、
右も左も、
拉致事件に関しては、 日本人であれば 政治的な主義主張など、
そんなものは 関係ねぇ!
僕らは声を挙げねばならない。
「我々は決してあきらめないぞ!」と。
「我々は 被害者や、そのご家族を見捨てないぞ!」と。
声が大きければ大きいほど、北朝鮮は嫌がります。
声が大きければ大きいほど、我が国の政府は その声を無視できなくなります。
つまり、声が大きければ大きいほど、拉致事件は解決に向かいます。
やるべきことは明確です。
あとは 我々が 動くだけ。
この動画を観て ご自身の良心に問いかけてみてください。
この曲を聴いて 涙を流してください。
そして どうか はじめの一歩を踏み出してください。
だって、 それが 僕らにできる たった一つのことなのですから。
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“かけだしロビイスト”
“全日本 青空高く日の丸掲げ!推進委員会委員長”