「私は諸君の兄弟を多く殺した乃木であります」 と ひとこと言って絶句し、涙を流し続けました。
昨日に引き続き、
乃木大将にまつわるお話を。
日露戦争時に難攻不落の旅順を落とした「英雄」として、乃木大将は長野師範学校で講演を求められました。
この時、乃木大将は演壇に登らず、その場に立ったまま、
「私は諸君の兄弟を多く殺した乃木であります」
とひとこと言って絶句し、涙を流し続けました。
これを見た生徒や教師らも、共に泣いたといいます。
上記の写真は家内です。
地元である香川県善通寺市にある金倉寺にて撮影しました。
金倉寺は乃木大将が第11師団長に就任した際の宿舎です。毎年 秋には 円珍・乃木祭りが開催されます。
近くには乃木神社や護国神社に偕行社などがあります。
乃木将軍 | 天台寺門宗別格本山 鶏足山 金倉寺
先人達の「命」と「涙」の上で、
僕たちは今を生きることができます。
そのことを胸に刻んで生きる日本人と、そうじゃない日本人。
ここに横たわる深い溝が我が国の悲劇。
日本の底力。
歴史を学び 己を知れば
そんな溝、ほんとは ひょいと
跳びこえられるんですよね。
“かけだしロビイスト”
“全日本 青空高く日の丸掲げ!推進委員会委員長”