美しく 樹つる 石が根

こんにちは、“かけだしロビイスト”のチャンです。自民党の政経塾を修了していますが自民党員ではありません。普段は“会社員”、あるときは 気まぐれ移動式食堂の“雑用係”。そしてまたあるときは“かけだしロビイスト”として、拙Blog“美しく 樹つる 石が根 ”を綴っております。

主権回復の日。 昭和27年4月28日、あの日を《琉球新報》と《沖縄タイムス》はどのように報じたか。

 

昭和27年4月28日、
サンフランシスコ講和条約が発効
し、
我が国は約7年に及ぶGHQの占領から解放され
主権
を回復し独立国家となりました。




心よりお祝いしたいと思います!!

 

https://www.instagram.com/p/2R5kLMTTvj/

 占領統治の間、国旗掲揚、国歌斉唱が禁止されていましたが、この講和条約が発効した後、堂々と国旗 日の丸を掲揚し、国歌 君が代を斉唱できるようになりました。


昭和天皇は、我が国が独立した折に

「風さゆるみ冬は過ぎて待ちに待ちし 八重桜咲く春となりけり」と御製を詠まれました。

そして明日は、昭和天皇のお誕生日(^_^)





しかしながら、
同条約が発効された時点で取り残された地域がありました。

“奄美、小笠原、沖縄”です。


翌年には奄美諸島が復帰。

しかし、アイゼンハワー米大統領は「沖縄を無期限に保持する」という声明を発表。
同条約発効から16年後の1968年(昭和43年)に小笠原諸島が復帰。

さらに四年後の昭和47年5月15日、ようやく沖縄が本土に返還され、
これを機に、やっと日本列島が現在の形となったことを私達は忘れてはならないと思います。

つまり、沖縄が日本に復帰した 5月15日は、
真の主権回復の日であると言えます。




沖縄県では、4月28日を沖縄が切り捨てられた“屈辱の日”として抗議する勢力もあるそうです。
 
と言うことで、
産經新聞の 阿比留 瑠比記者がFacebookにて書かれた
2013年4月26日の御投稿を転載しますね。

 

 今朝もNHKが朝から28日の「主権回復の日」記念式典について、「沖縄県民が反発を強めている」と報じていました。沖縄の方々に複雑で多様な考え方があると報じるのなら分かるのですが、県民がみな反発しているように言うのはどうでしょうか。
 
   そこで、施政権の回復がかなり遅れたのは非常に哀しいけれど、沖縄県も当初は本土の主権回復を素直に喜んでいたことを紹介したいと思います。同僚の加納記者が、国会図書館で当時の琉球新報沖縄タイムスの記事を調べて、産経エクスプレスのコラム「安倍政権考」に書いた記事から引用します。

 


〈ところで、前述した二大紙は、52年4月28日の講和条約発効を当時どう伝えていたのか。

 琉球新報

独立日本国際社会へ 近代国家の基礎成り(4月28日付1面トップ)

講和発効・祖国の独立祝う 復帰へ! 輝ける日の到来待望(4月28日付2面)

輝かしくふみ出す新日本 晴れて世界の仲間入り(4月28日付4面「こども版」)

 

   沖縄タイムス

日本復帰の明るい希望(4月26日付社説)

「新生日本」の門出(4月29日付1面トップ)

 

    記事の見出しは、未来への希望があふれている。後に琉球政府主席として祖国復帰を実現し、復帰後初の県知事に就く屋良朝苗氏も4月28日付琉球新報に、沖縄教職員会長として談話を寄せている。

 「待望の平和条約が発効し、祖国日本は独立国となった。私は心からこれを喜び、その前途を祝福するものである。しかし、同じ国民でありながら、国をあげての一大祝典を公然と共々に祝うことが出来ないことを淋(さび)しく思う」

 こう記した屋良氏から数えて6代目の仲井真弘多知事(73)が「主権回復の日」式典に欠席するのは、実に残念である。〉

 
    ……そこに現在言われるような「屈辱の日」なんて言葉はありませんね。屋良氏のコメントは実にしっくりきます。素直な喜びの感情が、後に沖縄独特の言論空間と同調圧力の中で歪んでいったのだろうと推察されます。これもまた、哀しい話です。

 メディアは残念ながら、弊紙も含めてステレオタイプが大好きです。記者も編集者も自分で考えるより、世間でこう言われているという論調に寄り添いがちです。それが楽だからでもあり、その方が誰からも批判されず、突っ込まれないからでもあります。

 それは、意図して一定方向に誘導しようという部分もあるかもしれませんが、メディアの能力、報道の実態なんて大体そんなものだと受け止めた方が実態に合っていると思います。だって別に特別優れた人や見識のある人、専門性のある人が記者や編集者をやっているわけでも何でもないのですから。
 だから、メディアの偏向報道や勘違い、変な報道を正そうというのであれば、相手が分かってやっていることを前提にせずに、あまり事実関係を知らない人に懇切丁寧に教えてやる、という姿勢の方がいいかもしれません。もちろん、ケース・バイ・ケースなのですが。

阿比留 瑠比 - 今朝もNHKが朝から28日の「主権回復の日」記念式典について、「沖縄県民が反発を強めている」と報じ... | Facebook

 


 翁長沖縄県知事は 昨年の主権回復の日について
以下のように述べています。

政府は一昨年、サンフランシスコ講和条約が発効した4月28日を「主権回復の日」として式典を開催し、そこで万歳三唱まで行われたのです。沖縄にとっては悲しい、やるせない式典でございました。全く別々の人生を歩んできたような感じがいたします。

辺野古埋め立て代執行訴訟 翁長知事の意見陳述全文 - 沖縄:朝日新聞デジタル

 

沖縄の哀しみを共有しつつ
僕は 今日を祝いたいと思います。


 

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沖縄県民斯ク戦ヘリ 県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」


大田実海軍中将








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“全日本 青空高く日の丸掲げ!推進委員会委員長”

“舞い上がれ 日本!覆面新党 幹事長”
   
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