金刀比羅宮(こんぴらさん) と掃海殉難者

“終戦時、日本近海には米国がばらまいた機雷が約1万700個も残存していた。 その除去はまさに日本復興の急務であり、帝国陸海軍が消滅した中で、旧海軍兵による「航路啓蒙隊」は作戦行動を継続することとなった。 敗戦直後で装備もろくにない中、老朽艦や徴用の漁船に乗り、劣悪な環境の中で機雷を一つ一つ見つけては、…