美しく 樹つる 石が根

こんにちは、“かけだしロビイスト”のチャンです。自民党の政経塾を修了していますが自民党員ではありません。普段は“会社員”、あるときは 気まぐれ移動式食堂の“雑用係”。そしてまたあるときは“かけだしロビイスト”として、拙Blog“美しく 樹つる 石が根 ”を綴っております。

「正しい戦争と不正な戦争」とは対照的な、「過ちは繰り返しません」という傲慢。

こんばんは、かけだしロビイストのチャンです。

今日は、米国の政治哲学者 マイケル・ウォルツァー著、
「正しい戦争と不正な戦争」から引用させていただきます。

 

日本のケースはドイツとは十分に異なり、無条件降伏など要求すべきではなかったのだ。
日本の当事者たちは より一般的な種類の軍事的拡張を行なったのであって、道徳的に必要だったのは、彼らが敗北しなければならないということであって、彼らが征服され打倒されるべきであるということではなかった。

 

こんばんは、かけだしロビイストのチャンです。

今日は、米国の政治哲学者 マイケル・ウォルツァー著、
「正しい戦争と不正な戦争」から引用させていただいております。

このような記述もあります。

1945年の夏において、勝利を目前にしたアメリカには日本国民に交渉を試みる責任があった。

こうした試みすらもなく原子爆弾を使用し民間人を殺害し恐怖せしめることは、二重の犯罪であった。

 

 

私は この本を読んだことはありません。
著者である 
マイケル・ウォルツァー氏の考え方も 恥ずかしながら良く知りません。

米国在住の友人によると「左翼の大物」だそうで、ウィキペディアにも左派リベラルと紹介されています。

 

米国による原爆投下や、ポツダム宣言、占領政策、東京裁判などについて、
感情的排他的で喧嘩腰の指摘は、ネット上でたくさん見かけますが、

マイケル・ウォルツァー氏のような、 冷静で俯瞰的な指摘を、日本の 学者様こそが行うべきだと思います。

 

戦争は悲惨、原爆は悲惨、

だから 過ちは繰り返してはならない。

という論理を受け入れることは

今を生きる我々の思考停止と傲慢を示しています。

 

何故、日本は米国と戦わなければならなかったのか。

米国は なぜ日本と戦い、原爆を投下し、我が国を占領し、未だに 米軍基地を持ち続けているのか。

 

「過ちは繰り返しません」という言葉をひたすらに念じて、
考えることから逃げていませんか?

逃げることが戦没者を慰霊し、平和を祈念することになるとは、私には思えないのです。





 

“かけだしロビイスト
“全日本 青空高く日の丸掲げ!推進委員会委員長”

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