この国の情報は汚染されている。
大岩記者も、この種の「おどかし記事」の常習犯だ。3・11の後に「原発ゼロ」キャンペーンを宣言し、「プロメテウスの罠」などで「原発事故で鼻血が出る」などのキャンペーンを繰り広げてきた朝日新聞としては、被災者に1人でも死んでもらわないと困るのだ。自社の面子を守るために、彼らは今も被災地に情報汚染を広げている。
大げさな情報を訂正すると、「原子力村の回し者」などと非難を浴びる。特に政治家は「人命軽視」というレッテルを貼られることを恐れるので、自民党でさえ「1ミリシーベルトまで除染しろ」という。
このため政府が「20ミリシーベルトまでは帰宅してよい」という基準を出しても、帰宅はほとんど進んでいない。「震災関連死」も福島県が最多で、2000人を超えた。その大部分は仮設住宅で亡くなっている。
原発事故による放射線被害は出ていないし、今後も出るとは考えられないが、情報汚染の被害者はそれよりはるかに多い。安倍政権は傍観しているが、指導力を発揮して情報汚染を一掃し、被災者の帰宅を促進すべきだ。
原発反対派の一部には、原発事故が原因の死者がでることを望む人が居るし、
オスプレイ反対派の一部には、オスプレイの墜落を望む人が居る。
その一方で、
護憲派は 夫婦別姓は違憲だと言われても、 ならば憲法を改正しようとは言わない。
人権侵害に過剰なほどに 反応しても、北朝鮮による日本人拉致という 重大な人権侵害はスルーする。
何故か。
国民の多くは その理由について考えない。
考えるべき情報を持っていない。
考えるつもりが無い。
情報は原発事故に限らず汚染されている。
“全日本 青空高く日の丸掲げ!推進委員会委員長”