なぜ北朝鮮は拉致をしたのか 【調査会NEWS2080】(28.1.2)より
昨年末、二つの高校で拉致についてお話しをしたとき、聞いていた生徒さんから「なぜ北朝鮮は拉致をしたのですか」という質問がありました。
この質問は講演などをするとよく聞かれることで、いつもだいたい次のように答えています。
・拉致して工作員にする
・工作員の日本人化のため、日本語や日本の風習を教える教官にする
・技術者として使う
・拉致被害者と結婚させる
・工作員の訓練過程で日本に侵入したという証拠
・工作員の密出入国が目撃された場合、それが明らかになるのを防ぐ個別の目的はそれ以外にも色々あると思います。ともかく北朝鮮という国は、国ができるときに(1)権力はスターリンから、(2)インフラは日本から、(3)軍は中ソから、もらってできました。重要な要素をすべて他国からもらってできたために、「足りなければ外から取ってくる」というのが習い性になっています。だから人が足りなければ拉致をしてくるということです。昭和34年(1959)に始まる帰国(北送)運動にもその要素があります。また、朝鮮戦争の休戦まで3年間の9万人を超える韓国人拉致も同様です。
さらに、北朝鮮の本質と拉致との関連で、明らかになっていないもう一つの意味があるのではないかと今考えています。まとまったら明らかにしますが、その結論がどうであれ、結局やられっぱなしだった我が国の問題であることは間違いありません。実は北朝鮮が拉致をした理由より「日本はなぜ北朝鮮に国民を拉致され続けたのか」の方が重要ではないかと思います。
重要な ご指摘だと思います。
拉致され続けた原因を特定し、そこを是正せねば 同じようなことが繰り返されてしまします。
日本国政府が日本人を守れないことを世界に示したままでは なりません。
“全日本 青空高く日の丸掲げ!推進委員会委員長”